配線ダクトは多用途でもあり、屋内だけではなく屋外でも多くの場所に使用されています。
ケーブルを収納して保護する役割や、見た目を綺麗に整える役割などがありますが、屋外の場合では耐候性に優れた素材に限定をして使うことはかなり重要です。安価な商品を使ってしまうと、熱により変形してしまうことや、寒暖差により亀裂が入ってしまうこともあります。屋外利用では品質にこだわった配線ダクトを使用することは欠かせません。
屋外で使用できる範囲は広く、通常のテレビアンテナ用のケーブルの他、太陽光発電を設置している住宅のケーブル保護にも使えます。蓄電池を設置している場合や、防犯カメラを設置している際にも配線ダクトを用いることで、ケーブルを長持ちさせる効果、悪意を持った人物にケーブルを切られてしまうという被害からも守ることができます。屋外利用は完全に固定して簡単に外れないように取り付けを十分に行うことが必要です。
多くの施工現場ではネジを用いて取り付けますが、モルタルやコンクリート壁以外のサイディング壁の場合は、素人でもドライバーさえあればネジ打ちすることは可能です。モルタルのように固い壁に対して施工する際には、電動ドライバーで下穴を開けてからネジ打ちすることが必要になるので、電動工具をお持ちではない方、持っていてもインパクトドライバ以外の場合は、取り付けは専門会社に任せた方が安心です。外壁に直接に穴あけをする際には、その周囲をシーリングで防水処理する必要もあります。
Be First to Comment