家庭内のネットワークをインターネットへ接続するために、プロバイダから送付された機器と家庭内の機器を接続する方法は主に2種類あります。
電波を利用した無線lanとlanケーブルを利用して物理的に機器を接続する有線lanです。配線が煩雑にならない、場所を問わず利用できるといったメリットから無線LANを利用されている方は多いと思いますが、有線lanにも多くのメリットがたくさんある事をご存じでしょうか。まず、有線lanは通信が早く安定しています。
無線lanで一般的に利用されている2.4Ghz帯の電波は電子レンジと同じ帯域を利用しています。そのため電子レンジで食品を温め始めると突然インターネットに接続できなくなる症状が日常的に発生します。セキュリティ面でも無線lanは電波を利用している以上、電波が届く範囲であれば悪意のあるハッカーなどの、第三者による侵入リスクをゼロにすることは難しいです。
その点では有線lanは物理的に室内に侵入しなければlanケーブルを接続できないため同様の手口は難しいです。また、意外と無視できないのが初期設定やトラブル発生時の対処に関わる手間です。無線lanは最初に接続するまでにssidの設定、セキュリティ用パスワードの設定といった複雑な事前準備が必要です。
また、周囲の電波状況により突然接続が切れてしまう場合があります。ネットワークに詳しい方が家庭内にいれば対応方法を教えてもらう事もできますが、そうでない場合対応できず途方に暮れてしまいます。一方、有線lanであればlanケーブルを接続するだけで大抵の場合は接続が完了し、トラブルの発生も少ないです。
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