おしゃれさを保つ配線ダクトの加工術の数々

室内空間を綺麗でおしゃれを感じるようにする際には、配線ダクトは美観を損ねてしまう可能性は否定できません。

工業製品なので仕方のないことで、逆に使わずにコード類をばらばらに設置していると逆効果なので便利な資材でもあります。配線ダクトはシンプルな構造で作られていて、できるだけ目立たない外観が特徴です。おしゃれな室内を維持する際には、ある程度の加工を施すことで、より一層室内空間を好みの状態に仕上げられます。加工術は設置している室内空間により違いがあるので、いくつかのテクニックを把握しておくと後々に便利です。

配線ダクトは壁側に設置することが多いのですが、もしも壁が湾曲していてストレートではない場合は、正しく固定することはできません。この条件の室内であれば、樹脂製の配線ダクトを選択し、購入後に熱を加えて壁のRに合わせて湾曲させる加工法は効果的です。浴室などを利用して熱湯を掛ける方法で曲げ加工を行うことはでき、素材によってはドライヤーの熱でも曲げることができるタイプもあります。

形状はそのままで使うことができる室内であれば、見栄えを加工する方法があります。例えばオレンジ系のクロスや塗り壁に仕上がっている室内だとすると、配線ダクトを近似色に塗り替えをすることで、室内に上手く馴染みます。大きなホームセンターがお近くにあれば、非常に豊富な種類の色の塗料が販売されているので、刷毛塗り用の缶で販売されているものは、刷毛と新聞紙など養生できるものがあれば簡単です。スプレー缶であれば、屋外で吹き掛ける方法と、ビニールシートを用いて室内を養生して吹き掛ける方法で綺麗に仕上がります。