屋外のネームプレートは紫外線に強いものが必要

屋外に設置する機器はネームプレートが紫外線で劣化を引き起こして、そこに記載されている内容を読み取るとができなくなるケースがあります。

ネームプレートには製品名や型番、製造年度やシリアル番号などメンテナンス時に必要な情報が記載されていることが多く、紫外線でこれらの情報が読み取れなくなったとき、修理やメンテナンスを困難なものに変えてしまう恐れもあります。装置類は定期的に改良のための変更が行われている、これはシリアル番号などでいつから変更が行われたのかがわかるようになっています。

しかし、紫外線でネームプレートに記載してあるシリアル番号が読み取りできなくなった場合、修理を行うための作業効率が悪くなってしまったり、修理やメンテナンスにかかるコストが割高になることもゼロではありません。屋外に設置する装置類は、事前に紫外線などのような自然からの攻撃があることを把握しておく必要がある、特にネームプレートはメンテナンスや修理を行うときに利用する情報が記されてるためこれらの情報を失わないための耐久性や対候性を考えておく必要があります。

ただ、どのように優れているものでも自然の猛威に対して太刀打ちすることができるものはなく、優れているものでも紫外線により劣化が生じることは少なくありません。そのためネームプレートは定期的な交換も必要不可欠であり、数年毎のメンテナンス時にプレートを付け替えるなどの配慮も必要なのではないでしょうか。