学校や企業だけでなく、昨今では一般家庭の室内でも配線ダクトを設置しているところが増えました。
テレビやオーディオ・パソコンなどの家電製品の電源ケーブルを1か所に集めて、スッキリと片付けられる便利な電気設備といえます。この配線ダクトには化粧カバータイプとレールタイプ、そして外から見えない隠ぺい工法タイプの3つがあります。隠ぺい工法タイプだと壁や床下・天井の中にダクトを設置するので、ケーブルを収納する際も電気工事会社に仕事を依頼する必要があり、一般家庭向きとはいえません。
家庭で用いられる配線ダクトは化粧カバータイプとレールタイプの2種類になりますが、レールタイプだとケーブルの取り付け・取り出しが容易におこなえるのが特徴です。上蓋・下蓋の2重構造になっており、上蓋をずらすだけで内部をむき出しに出来ます。一度内部に収納したケーブルでもワンタッチで取り出せるので、家電を移動させたいときは非常に便利です。
このダクトは直径3cmほどの細さと、白とベージュ・ブラックの3色から製品を選ぶことも出来る為、室内の壁紙にあったものにすれば美観を損なわないという良さもあります。レールタイプのダクトに収納できるケーブルは、LANケーブル・パソコン・テレビ等のOA機器を対象にします。これらはお部屋の掃除をする時に機器を移動させることも多いので、ケーブルを取り出しやすいダクトに収納しておくと利便性もあがることしょう。
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